家の位置・方角・構造などから、その家に住む人の吉凶を判断する方法です。
中国伝来の陰陽五行(おんようごぎょう)説に基づきます。
なかなかすっきりと物事を考えることができにくくなっているようなとき、家相や方位学の助けを得て、運勢を前向きに切り開いていく、という発想は、方法のひとつであると思います。
吉方位をとる旅行(祐気採り)や、家の使用方法の工夫、造作・改築の検討は、気分をリフレッシュするのに効果的でしょう。 家相鑑定によって理想的な住空間を考える、ということは、人生およびその生活そのものを考える、ということと同義です。
家相を見つめ、人生を見つめる。気持ちの整理整頓にも、大きな助けとなることと思います。。
建築場所:和歌山県海南市の場合
家相鑑定はその元となる方角である北方位が図面に記載していなければなりません。
磁石の示す北(磁北)と家相鑑定に使用する北(真北)とがあります。
この「真北」はその地方によって異なりますので注意が必要です。
当神社が有ります和歌山県海南市は図面にありますように磁北より、時計まわり 6.2程度の所に真北の位置があります。
「午」「丁」の位置、真南に有り最も吉相の玄関です。
特に商売されている方には最良の位置です。
「庚」の位置です。 「庚」も「金」ですが、これは固い金・鉱物・金づちをイメージして下さい。 金づちを大量の水で磨くのごとくで、美しく輝きます。 従ってこの位置の浴室は吉相です。
「乾」の位置は「戝」と「主人」の位置にあたりますので、出入口が良くありません。また、大きな窓も良くないのですが、図面をみますと窓もなく物入れがあるので「戝」の位置としては良き位置です。
鬼門には東北の「表鬼門」と南西の「裏鬼門」があります。
「裏鬼門」は別名「女鬼門」ともいい凶相があるとその家の特に女性に災いがあるとされます。この図面からみると両鬼門には何も障るものがありませんので、吉相の鬼門筋といえます。また、鬼門には小さい窓は良いのですが、大きな窓や玄関には良くありません。
「申」の位置。 これは凶相となります。「申」は「金」。この「金」の位置に水廻りは錆びてしまいます。
住んでいる方にも「錆気」嫌気がおこります。
「酉」「辛」の位置に有ります。 「辛」は良いのですが、「酉」の水廻りは良くありませんので、吉凶となります。
「壬」「子」「癸」「丑」となりますが、「丑」以外は本来の水の場所であり、おおむね吉相です。
また、「子」「丑」に窓が無いのも良きことです。
東方より南方に位置し、窓も大きく取っています。
良き気の流れが東方より入り明るい光が南方より差し込みますのでおおいに吉相です。
実際の家相の鑑定には北方位(磁北)の他に導入路など周辺の状況も必要となります。
良き気の流れ、良き運気に従って、良き家で幸せに暮らしましょう!!